秋生まれの赤ちゃんにアトピー性皮膚炎が多い理由

生まれたばかりの赤ちゃんの肌というのは、大人に比べるとかなりデリケートで、ダメージを受けやすいもの。
アトピー性皮膚炎などで、赤ちゃんの肌が荒れているのを見るのは、心が痛みますよね。このアトピー性皮膚炎の原因は、完全に解明されているわけではありませんが、いくつかの傾向があり、生まれ月との関係性も提唱されています。そこで、生まれ月などによる傾向とその理由を紹介しましょう。

秋生まれの赤ちゃんはアトピー性皮膚炎になりやすい?

あまり知られていないことですが、乳幼児期のアトピー性皮膚炎には、生まれ月が関係していると言われています。

ある皮膚科の症例によれば、アトピー性皮膚炎の発症率が高いのは、10~12月の秋~初冬にかけて生まれた赤ちゃん。

そして逆に春生まれの赤ちゃんでは、発症率が最も少ないということがわかっています。

この差はかなり大きく、秋~初冬生まれの赤ちゃんの発症率は春生まれに比べて3~6倍程度にもなっているのです。

もちろん、秋~初冬に生まれた赤ちゃんが必ずアトピー性皮膚炎になるわけでもなければ、春~夏生まれではならない、ということではありません。

しかし、こういった傾向が見られるというのは事実なのです。

秋生まれの赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になりやすい理由

では、一体なぜ秋生まれの赤ちゃんは、他の季節に生まれた赤ちゃんと比べてアトピー性皮膚炎になりやすいのでしょうか。

この理由として一番に考えられるのが、冬場の乾燥

赤ちゃんの肌はデリケートなため、どうしても乾燥によるダメージが起こりやすいもの。

この乾燥が原因で、アトピー性皮膚炎が引き起こされてしまう場合があるのです。

そして、もう一つの原因と考えられているのが、花粉。

秋生まれの赤ちゃんは、春になると4~5ヶ月ほどになっており、お散歩などに行く機会も増えるでしょう。
この際、どうしても花粉を取り込んでしまいます。

赤ちゃんのうちに花粉症を発症することはあまりありませんが、花粉もアトピー性皮膚炎の原因となりうる物質なのです。

これらの原因から、秋生まれの赤ちゃんはアトピー性皮膚炎になりやすいと言われています。

アトピー性皮膚炎を完全に防ぐのは難しいですが、両親がアレルギー体質などで心配がある場合には、より保湿を心がけ、なるべく花粉を避けるように行動するのがおすすめです。